和紙は、1300年ほど前に中国から伝わったことが始まりだとされています。

和紙の原料は、木です。それを蒸し、皮を剥いて、さらに柔らかくするまで煮込み、汚れを取り除いたのち、叩いて細かくし、のりと混ぜてかきまぜながら作成していきます。その後、水分を絞り、薄く広げて乾かします。かなりの手間が掛かっていることがお分かりいただけるかと思います。さらに、美しく、均一な紙を作成するためには、かきまぜる「紙すき」という工程で職人の熟練の腕が必要不可欠だとされています。職人は技術を次の世代に引き継ぎ、日本の美しい和紙の文化を守り継いでいっているのです。

この職人たちの手すき和紙の技術を、目近で見てみたいと思ったことはありませんか？当社では、和紙職人が語る和紙の歴史や神髄に耳を傾けながら、和紙ができていく工程を見ることのできるサービスもございます。

また、実際に自分の手で和紙をすき込んで、和紙を作成することもできます。