Jokichi Takamine for New Yorker
高峰譲吉は、36歳の時にアメリカに渡り、タカジアスターゼとアドレナリンという二つの薬を発明した化学者です。
高峰は、この発明した薬の特許を世界中で取得し、薬の販売は製薬会社が行い、譲吉は特許料を得るシステムを構築しました。さらに、アメリカではタカミネ研究所を設立し、日本では理化学研究所の設置を提唱しています。現在の開発型ベンチャー企業の先駆けとも言える、当時においては革新的な経営を打ち出しました。偉大な科学者であるとともに、優秀な実業家でもあったのですね。
また、事業で得た利益の多くを日米親善のために役立て、民間と政府に働きかける活動も行い、日米外交を陰から支え「無冠の日米親善大使」とも呼ばれました。
彼が寄贈した日米親善活動のあかしである桜並木は、遠く離れたアメリカで今も花を咲かせており、現地の人々にとって心の安らぎの場となっています。
経営者の皆さん、ぜひ彼の功績をめぐる当社の訪日の旅に参加して、時代を切り開く斬新な経営のインスピレーションを受けませんか。