Shokichi Umeya for Chinese
明治時代、欧米列強の支配から母国を守るべく立ち上がった中国の革命家・孫文と、長崎出身の豪傑商人・梅屋庄吉。
この二人は、出会った場で、中国に在住する欧米人の治外法権の濫用に対するお互いの思いに共感しあいます。「今こそ中日両国は団結して、中国を植民地化から救いだし、自らの手で人々が平等で平和な社会をつくろう」という高い理想を掲げ、梅屋は孫文の革命を巨額の私財を投じて支援し続けました。そうして、孫文は辛亥革命を成功に収めました。
孫文亡き後も梅屋は、財産をつぎ込み、現在の価格で1億5千万円にのぼる費用をかけて孫文の銅像4体を制作し、中国に寄贈しました。孫文像は中国でも歓迎され、現在でも広州、南京、マカオの各地で大切にされています。
辛亥革命から100年の2011年、日中国交正常化40周年を迎えた2012年以降となっても、孫文と梅屋庄吉の強い友情と、国境を越えたアジアへの愛には、強く魅了される人も多いのではないでしょうか。
ぜひ、彼にまつわるスポットをたどりながら梅屋の情熱と二人の絆の強さを感じる、当社がご提供する訪日の旅にぜひご参加ください。中華系の皆様は必見です。