そごう・西武、西武池袋本店に外国人富裕層ラウンジオープン
写真:(c)Adobe Stock
そごう・西武は3月1日、旗艦店の西武池袋本店(東京・豊島)に外国人富裕層の利用を中心とする接客ラウンジを設ける。
中国語が話せるスタッフを配置し、免税手続きのほか、売り場の案内などの業務を担う。既に富裕層向けラウンジはあるが、時計や宝飾などの高額品を買い求める外国人が増えていることに対応するのを目的としている。「プラチナサロンアネックス」と名付けた約80平方メートルのラウンジでは、商談のほか荷物の預かりやホテル・空港への配送支援に対応する。年間100万円以上の購入客が対象で、国内客も利用できる。
同店は2001年に休憩や商談のための「プラチナサロン」を設けたが、利用者の増加で手狭になっていた。外国人向けのサービスを手厚くすることで、20年度の富裕層向け売上高を17年度比で5割増をめざしている。
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