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富裕層マーケティングビジネス独り言第6章「ラグジュアリーとプレミアム」その2

本書では、プレミアム=「機能的価値」X「情緒的価値」、ラグジュアリー=「機能的価値」、と評しています。今のラグジュアリー市場はプレミアム市場と呼ばれる市場に成熟していくものと思われます。少なくとも日本においては。なぜなら、日本でもラグジュアリーよりプレミアムという言葉が好まれる目に見えない風土があるから、です。日本におけるラグジュアリーコンセプト、遅かれ早かれプレミアムコンセプトになるでしょう。
日本語から考えてみるとわかりやすいこともあります。例えばヨーロッパでは王室御用達と言い、日本では皇室御用達という言葉があります。日本のことを考えてみると、かつては日本においても貴族制度や士農工商制度があったことから、ラグジュアリーよりプレミアムという言葉が魅力的に写る土壌があると考えます。コピーワークで考えてみると、わかりやすいのは、<モノより思い出>です。日産のとあるクルマのコピーでしたが情緒的価値を訴求したこの名コピーは長く我々の記憶に刻まれて、今では「経験価値」と名を変えて富裕層マーケティング戦略のキーワードのひとつにもなっています。
商品名で考えてみると、わかりやすいのは、<ザ・プレミアム・モルツ>サントリーのプレミアムビールですが、大ヒット商品であることはいう必要もないでしょう。格差社会とはいわれながら、日本ではプレミアムを志向する風土はどのマーケットにも残されていると感じます。対富裕層戦略にも同様のことが言えると思います。富裕層攻略においては、Japanese LuxuryよりJapanese Premiumをベースに考えるのが得策だと思うんですね。
 

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