全国1位の伸び率!岐阜県のインバウンド宿泊者数
2018年度の岐阜県における外国人延べ宿泊者数は、観光庁が発表した「宿泊旅行統計調査(平成30年・年間値(確定値))」によると、前年比52%増の約148万人だったことを発表した。
2016年に過去最高の約101万人から約47万人増え、大幅に記録を更新した。県別順位では全国で13位だったものの、前年比の伸び率では岐阜県は52%増で、全国1位の伸び率を記録している。
岐阜県の飛騨地域は、早くからインバウンド戦略を練り、昨年宿泊した外国人観光客の数は2011年に比べると約5倍の55万人超えになっている。インバウンド需要に対応するために、多言語対応や街歩きの工夫などで、地域の魅力を打ち出してきた成果だ。
実際に高山などへ行った事はあるだろうか?海外から来た友人を案内した際に驚いたのが、観光客のために用意している無料Wi-Fi。7日間無料でインターネットに接続できるのだ。
Wi-Fiを利用することのメリットとして、旅行中に撮影した写真をSNSにアップできる点だ。時差なくSNSへの投稿ができることが、ダイレクトなプロモーションになっている。さらに、無料Wi-Fiを提供するために登録の際に、メールアドレスのほかにも、国籍や性別、年齢など、いくつかの情報を入力してもらうのだが、そのデータをマーケティングに活用しており、集めたデータを施策に反映させるなどマーケティングデータとして即活用し改善している。
岐阜県への訪問者を国・地域別にみると、1位が中国、2位台湾、3位香港、4位タイ、5位韓国の順に多かった。