大塚家具、富裕層向け高級羽毛布団を中国実店舗で販売
大塚家具は、高級羽毛布団「ダウナ」をはじめとする寝具商品を販売する代理店契約を北京の北京居楽佳科貿と上海の大連木創空間設計の間でそれぞれ結び、大都市の実店舗で7月から販売を開始した。
北京居楽佳科貿は、中国家具業界大手の居然之家投資控股集団(Easyhome)が運営する北京のショッピングモールなどに出店しており、日本製の壁紙なども取り扱っている。大連木創空間設計は、Easyhome以外に中国家具業界大手の紅星美凱龍家集団にもテナント出店している。大塚家具によると、高級羽毛布団「ダウナ」は同社の有明本社を訪れる中国人富裕層に人気の商品だという。
「ダウナ」は日本をはじめ21万枚を販売している高級布団だ。希少性の高いポーランド北部産のホワイトポメラニアンマザーグースより摘み取った羽毛を使用している。耐寒性のあるポメラニアングースは、厳しい自然環境にも順応し、強固な羽枝を持つ特別に大きく完全に成熟したダウンを持っている。このダウンボールが互いにからみあい、小さな空気の層をたくさん作るため、保温性に優れ、また極めて高度の復元力を備えているため人気が高い。