芸者は、踊りや三味線などの日本の伝統芸能でお客さまをもてなす女性のことです。

その歴史は江戸時代までさかのぼります。今から約300年前、京都の八坂神社のある東山周辺の水茶屋で茶汲女が歌を聞かせ舞を見せるようになったのが、芸者のはじまりとされています。

吉原で花魁を迎える為に、太鼓持ちや芸者を呼ぶ習わしがあり、そこで芸を披露していた男性のことをもともと指す言葉でしたが、いつからか女性が芸者をするようになり、今ではそれが主流となっています。 男性の芸者は存在するものの、その数はごく少数となっています。

水白粉で顔と首を白く塗り、髪をきつく結った見た目はとても特徴的です。

古くより、日本には、全国に多くの花街があり、そこに芸者も多く存在していました。

現在は京都の中心街でよく見られます。

京都では、芸者のことを芸妓・舞妓と呼び、厳しいルールの下で育てられます。舞や行儀作法、着物の着付けなどを学んだ後、見習いとして舞妓になります。踊り、三味線、接待など5年ほど修行して、ようやく芸妓となることができます。東京から近い伊豆長岡にも昔から芸者のけいこ場があり、当社のライフスタイルマネジメントサービスでは、芸者さんが案内するディープな日本文化というアレンジも可能となっています。ぜひ東京を起点に芸者文化も楽しみましょう。