Japanese carpentry
日本の建築の質の高さや、伝統ある建物を次世代に残す取り組みには、寺社建築の専門、日本の宮大工のたしかな技術が活かされています。
どれだけテクノロジーが発展しても、宮大工の経験や感覚は数字では表せないほど繊細で、このような職人仕事により複雑で高品質な建築物の建築・修繕が可能になっています。
例えば、社寺建築には木組みといって、材木に切り込みを入れて組み合わせる手法があります。日本では東大寺や法隆寺に木組みの技術が用いられていますが、大きな地震にも耐えられるように設計されている日本の木組みはとても複雑で、崩れにくい構造ではあるものの高度な技術を要するとされています。世界的にもこのようなメソッドを可能にする技術を持つ職人がいる国は珍しく、日本の宮大工のうでの良さはトップクラスと言えます。
日本の宮大工は、若い時から見習いとして腕利きの宮大工のもとで修業を積み、多くの苦労をして技術を習得していきようやく一人前になります。そうして、日本の素晴らしい技術を次世代に匿名で継承していきます。
当社では、このような宮大工たちから実際に話を聞き、彼らのプロ意識の高さや日本の建築物の奥深さを知る経験をご提供することができます。これは貴重なエクスペリエンスとなるでしょう。世界で最も古い組織が宮大工であることもうなずけます。1000年以上前からカーボンニュートラルは宮大工の当たり前、なんですね。