原 三渓
−実業家、美術品収集家、茶人。美術品の収集家や茶人として知られた。25歳頃から集め始めたアートコレクションは5000点を超え、画家の生活費を支給したりなどパトロンでもあった。「ホテル ニューグランド」を創業、「横浜銀行」の頭取もつとめた。三渓の終の棲家「三溪園」は、東の桂離宮の名声をそのままに巨大な日本庭園として市民の憩いの場所となっている。
宮川 香山
−陶芸家。明治時代の日本を代表する陶工。真葛焼(横浜焼)の創始者。35歳の時、当初欧米に流行していた薩摩焼を研究し「高浮彫(たかうきぼり)」と呼ばれる新しい技法を生み出した。高浮彫で作られた真葛焼はフィラデルフィア万国博覧会に出品されると多くの国に絶賛され、真葛焼と宮川香山の名を世界に知らしめた。
みなとみらいから山下公園までよく散歩をするんですよ。特に何の目的もなく散歩するわけですが、それでも横浜はいろんな景色があるから満足度が元々高いんです。
今回のトリップで最も記憶に残っているのは、今回のトリップをちゃんと楽しむようにお互い契約書を取り交わしたこと。しかも本当にペリーが条約締結した場所と聞き、よく考えたものだなあ、と感心しました。ホテル、ニューグランドのようなクラシックホテルも、その歴史を説明してもらえると知らないことが多くあり、また建物そのものは歴史的に価値が高いものであることは一目瞭然で、特にボールルームには郷愁すら感じました。アートにも興味があるので真葛焼のコレクターの話も説得力があって非常に楽しむことができました。江戸末期から明治初期に多くの人たちが横浜で一旗あげようとGo Yokohamaを地で行く話があったわけですが、その人生ストーリーを俯瞰してみることができる貴重な機会でしたし、三渓園に至っては「よくこの庭園を個人で創りあげたな」と、そのスケールの大きさに驚嘆するトリップでした。
東京に住んでいますが、横浜は30分で行くことができますし、海もあるし、学生時代の思い出も深い街ですが、意外と知らないんですよね。
今回のトリップで、横浜開港資料館や三渓園に初めて行きましたが、こんな素晴らしいところがこんなに近くにあったんだ!と改めて感じました。ペリーのガストロノミーには非常に感心しましたし、開港の歴史から始まる横浜を紐解いていけば、数十種類のガストロノミーストーリーができますよね!それは横浜の強みになりますね!真葛焼のことも知らなかったんですが、日本には誇れるものがまだまだあるし、しかもこんなに近くにあるんだな、と認識を新たにさせていただきました。三渓園も日本庭園としては最高級の庭園でしょうし、外国人も喜ぶんじゃないでしょうか?ホテル、ニューグランドにマッカーサースイートが存在したのも驚きを隠せませんでした。
近代日本の大きなきっかけとなったペリー来航以来、横浜はファーストオープニングポートとして、また海外との玄関口として異文化を受け入れながら、自らも大きな変遷を遂げ「YOKOHAMA」という独自の文化を育ててきました。
横浜港開港とともに異文化が流入するという大きなうねりが起き始めたその草創期に、二人の偉人「原三渓」と「宮川香山」が足跡をしっかりと残してくれています。この二人のストーリーは、幕末から明治・大正にかけての激動の時代に呼応しながら、異文化を自らのものとして形作り、今の時代まで語り継がれる「YOKOHAMA」の存在価値の中核をなしていると言っても過言ではないでしょう。
ペリー提督が来航した際、江戸時代の幕府が実際にもてなしたディナーメニューにインスパイアされた、ミシュランスターによる「ペリー ガストロノミーエクスペリエンス」
横浜は、最高のおもてなしであなたをお迎えする、あなたはそれを心ゆくまで堪能する。日米和親条約が実際に締結された場所での「調印式契約体験」
オーナーコレクターから直接貴重な話が聞けるのは、YOKOHAMA TRUSTならでは!
リニューアルした普段は入ることが許されていない臨春閣の中に入り特別拝観を!
特に契約を控えたビジネスオーナーの皆様には特殊なコントラクトを含むカスタマイズプランをご用意させていただきます。また、セカンドハネムーンを検討中のご夫婦には、プロポーズアゲインアイデアも含めたカスタマイズプランもご用意。日本を代表するトラベルデザイナーたちがあなたからの相談をお待ちしています